私の約10年間の副業歴と副業収入を公開します
こんにちは。toroです。
私は、元ITエンジニアで今はネットビジネスしたり、家庭菜園したり、時折、爆益・爆損報告を出す兼業投資家をしています。
久しぶりのブログ更新なので、たまには自分の事でも書こうと思いました。
いきなりですが、
私の副業歴と副業収入の推移を公開していきます。
ドヤっとしたいのではなく、自分の備忘録と誰かの参考になれば嬉しいかなと思いました。
今回振り返ってみて改めて感じたのは、私はやっぱりカメでした(笑)
非凡なことは何もない凡人の10年間の試行錯誤ですが、少しでも面白いと感じてもらえたら嬉しいです。
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さて、私の過去の副業収入ですが、
運営しているサイトの広告費(アフィリエイト収入)とクラウドソーシングです。
※途中から退職して自営業になり事業収入
他には収入に繋がりませんでしたが、ソフトウェア開発もしていたこともあります。
収入だけ書いても何の役にも立たないので、当時行ったことや合わせて反省点なども書いていきます。
また、特定は避けたいので具体的な内容は一部伏せております。収入に関するスクリーンショットも掲載していません。
Contents
サイト1 ソフトウェア紹介サイト
好きだからソフトの利用方法をまとめてみる
そもそも、webサイト作成が趣味だったりします。
好きなことを淡々とまとめる情報まとめサイトが好みですね。
だけど、「子供の頃から作文は自力でできた試しがない」くらいに自分の事を書くのが苦手。未だにこの文章を書くのに苦戦しています。
まず、初めて作ったのは今から10年以上前の入社2,3年目頃。
とある海外のオープンソースソフトウェア(ざっくり説明すると無料で利用できるソフト)の使い方を日本語でまとめたサイトです。
お金儲けは2の次で、自分が情報発信することで
- 日本のとあるジャンルのソフトウェアのシェア率が変わったら面白そう
- 詳しい人がいない世界を学ぶことで自分の将来につながる
- phpやjavascriptなどの知識が身に着く
と考えたから。
広告はページ末尾に載せたamazonで販売している関連書籍3冊ほど。
年間収入 400円
月間アクセス数 7000pv
主に中小企業からのアクセスでした。
年間収入 400円
お菓子買えるかな…?
商材不足で失敗
友人から「ネットで稼ぐの厳しいんだね…」と言われたのを今でもはっきり覚えています。
専門的なサイトで関連書籍が非常に少なく、amazonアソシエイトで紹介できる商材が少なかったのが失敗。
でも、普通の会社員が趣味で情報をまとめることで、【誰かの参考になった】という事実は大きな収穫でした。
サイト2 ITエンジニアの資格勉強サイト
学生~20歳前半ITエンジニア向け
前回の反省を生かして、その年の年末~正月にかけて次のサイトを作り始めます。
その頃、私は毎年複数のIT系資格を取っていました。
ITエンジニアは今でこそ多様化していますが、当時は多様化の過渡期だったかなと。
自分がなりたいエンジニア像を目指すには、どんな資格をどの順番で取れば良いのか?
まとまった情報は少ないと感じていました。
- ITエンジニアの一覧
- 人気のプログラミング言語とその用途
- プログラミングの学習方法・環境構築法
- 関連資格情報、書籍
- 資格情報一覧
- その他 20代前半で読むと良い書籍紹介
年間収入 5000円
月間アクセス数 1.3万pv
大学からのアクセスが多い。
年間収入 5000円
少し増えたけど毎月500円届かず。
amazon書籍では稼げない
テーマが広いおかげで紹介できる書籍が多くなり、前サイトから12倍以上の収入。
しかし、毎月500円届かず。
このアクセス数では、amazonの書籍紹介の利益率が低いので多くは稼げないと感じました。
自動売買ソフトの開発
少し副業からは外れますが、自動売買ソフトの開発をしていたこともあります。
1年近く 仕事帰りの平日深夜に開発
株を初めて3年で損失100万円以上。
自分の裁量で取引するから負けると考えて、自動売買ソフトウェアを開発することにしました。
日本株の日足の時系列データ(始値、高値、安値、終値、出来高)を公開しているサイトからスクレイピングでデータ収集。
移動平均線、RSI、MACD、ボリンジャーバンドを計算して、決めておいた買い条件・売り条件に達したら通知する仕組み。※大事な自分のお金なので注文自体は手動
1年近くかけて、細かな条件の自動調整、過去の想定パフォーマンス計算などもできるようにしました。
結果 ほとんど勝てない
結論から言うと、ほとんど勝てませんでした。
(損失額は忘れました)
自動売買にありがちなオーバーフィッティング(過剰最適)という現象に悩まされましたね。
過去相場で高パフォーマンスを出せるようになっても、未来の相場のトレンドが変われば対応できません。
面白かったのはギリシャ危機でユーロが売られ続けた時期を学習データにしたところ、一般的に買いと言われる移動平均線のゴールデンクロスやRSI30以下でもユーロを売れば勝てると学習してしまいました。
もちろん勝てません。
ソフト開発はほぼ時間の無駄でしたが、
チャートと向き合い続けて、チャートの読み方が分かり裁量トレードがマシになったのは収穫。
私なら、何万もする得体の知れないシグナル発信のEAとか買いません(笑)
ココナラでお客さんに販売してみる
サイトの広告費だけでは収入は少ないと感じて、クラウドソーシングのココナラを始めることにしました。
とにかく出品してみる
ココナラは2014年頃から。
確か当時は「知識&スキルのフリーマーケット」のようなキャッチフレーズ。
偶然、ネット記事で見つけて「面白そう!」と思って出品してみることにしました。
出品したサービスは
- プログラム開発
- 資料販売
- 趣味関連 その他いろいろ
まだココナラ利用者は少なく、先行者利益があると考えて、
プログラミング関係の他にも自分が得意なことをなんでも出品しました。
収入 年間20万円
出品サービス 10個以上
手当たり次第…
年間収入 約20万円
資料販売 2,3万円
プログラム開発の時給 約1500円
楽しくお金が稼げました!誰かの役に立つの楽しい!
お客さんのニーズ大事!何でも屋ではダメ
サービス名や説明を考えるのは、良い勉強になりました。
少し変えるだけで売れ方が変わるんですよ(笑)
大手企業に勤めていたので
値付け、売れる工夫、単価を上げる工夫、その視点で頭を使ったのはこの時が初めてでしたね。
Webマーケティングに興味を持つキッカケにもなりました。
段々と省エネで済むよう工夫するようになり
資料販売 年1回程度の更新で済むように
プログラム 雛形を作っておき、お客さん要望に合わせたカスタマイズ販売へ
色々と勉強になりましたが「お客さんのニーズを聞く」
当たり前の大切さに気づけた貴重な体験でしたね。
ただ、自分が何でも屋のポジションを取り続ける限り、濃いお客さんを集められない限り、
単価を上げる事が難しいという大きな課題にぶつかりました。
サイト2改 IT系資格勉強法サイト
初めてのアフィリエイト広告
この頃から、初心者ブロガー同士でやりとりするようになり、アフィリエイト広告にちゃんと取り組むようになります。
amazon以外のアフィリエイト広告を知り、「サイト2 ITエンジニアの資格勉強サイト」はアクセスがあるサイトでしたので、WordPressをいじり倒しつつ大々的な改良。
作り直しに合わせて、約100記事追加。
閲覧者のニーズに合わせた広告選び・配置、商材の紹介の仕方等のサイトの導線を考えるようになりました。
収入 月3万円~5万円
月間アクセス数 4万pv
作り直したことで既存記事にも流入アップ。1人の閲覧者の回遊を意識したおかげ。
月間収入 3万円~5万円
初めて月の収入が1万円を超えました!
結果が少しずつ出てきたと実感
正しい方向に向かって努力すると成果が出ることを実感できました。
月1万円超えてすごく嬉しかったのを覚えています。
もちろん成功ばかりでなく、閲覧者に対して「こういう記事を書いたら売れるかな?」と綿密に練り上げて記事公開しても1件も成約しないこともありました。
閲覧者と広告申込の距離感が分かったのは収穫です。
このサイトは地味に長生きしましたが、
現在は、企業サイトが色々と有益な情報を出すようになりサイトの価値が無くなりましたね。
反省点を挙げるなら、広告単価が安いジャンルで収益アップに苦労したこと。
サイト3 没
多くは語りませんが、反省点は…
テーマ選びは大切、やっぱりポジティブな方が良い、個性を出す
以上、黒歴史(笑)
サイト4 趣味関連
専門分野・特化型へ
これまでの経験から専門分野を扱う方が良いと考えました。
ココナラでニーズの合った内容をもとに、特化型の情報サイトを作ることにしました。
(詳細な内容は伏せます)
収入 月5万円~10万円
月間アクセス数 3万pv
ジャンル的には3万pvでも「すごい」と言われたことあり。
月間収入 5万円~10万円
初10万円。サイト2に比べて広告単価の高さが活きました。
ココナラの経験が活きる
ココナラでの経験から、頂いた質問や悩みをもとにニーズに合ったサイトができました。
初めて月10万円に達しましたが、掲載している広告の一握りに収益が依存していて、
世の中でサイト公開を嫌がる人が多いのは、儲かる漁場があまりにも脆弱だからだと分かりました💦
高単価広告は稼ぎやすい事、
私はトレンドを追うよりも深堀りが向いてると気づけたのもこの頃。
サイト6 情報商材紹介サイト
やや黒歴史。
高単価を扱う情報商材は稼ぎやすいので一時期、紹介サイトを作ってみました。
あらかじめ自分で買ってみて、詐欺でないか、有益と感じられるかどうか。
この時は有益でしたけど、
この数年で情報の価値はどんどん下がっているようにも思いますね。
今はもうnoteがあるから下火でしょうか。
扱いたい商材が少ない、情報の価値が下がってきた、当時より自分が詳しくなり益々情報に価値を感じられなくなり早々と撤退。
収穫は、ライティング手法(売れる文章の書き方)の勉強になったこと。
サイト7~9 趣味関連
中途半端に終了。
稼げるテーマであること。
たとえ稼げる可能性が高くても、やる気、知識、そこに愛があるかが大事。
サイト10 趣味関連(サイト5の派生)
いろんな人から苦笑いされる
サイト5で多少の自信を深めたので、その関連で更なる専門的なサイトを作りました。
ですが不人気すぎて
アフィリエイト広告会社(ASP)の営業の方にも苦笑いされるジャンル。
「どうしてそれやってるんですか?」
「それで稼いでる人いませんよ」
と言われたことも。
あまりにも世間的な認知が無いけど、調べてみると価値があると感じたから。
2,3か月注力するだけで収益化できそう、
世の中に少しでも広まることで誰かが幸せになるんじゃないかな?って。
0円が続く…そして
2,3ヶ月時間をかければ数万円は稼げると思っていたのに読みが外れて、サイト公開して半年間は1円も稼げない。
月間収入
7ヵ月目 やっと1万円
1年半後に突然目覚めました。
8万円→15万円→40万円→100万円
月間アクセス数
最大3万pv
世間からの低評価はチャンス?
2,3ヶ月で5万円程度稼げればと思っていたのに、そのジャンルに魅せられて稼げもしないのにずっと記事更新してました(笑)
でも実働半年弱で合計1000万円を稼げたので割は良かったと思います。
人に馬鹿にされる=チャンスかも?という気づき
読みを外れて上振れする経験でもありました。
一時期、その商材の全販売の80%を私のサイトが占めていたそうです。
日本は広いけど特化し続けると個人でもチャンスがあるんだと勉強になりました。
とはいえ「ニッチすぎて露出が少なくて人が集まらない」という課題にぶつかりました。
競合が多くても人気があるジャンルで挑む方が良いというのが反省点。
なお、このサイトは長らく稼いでくれてましたが、googleアップデート(検索順位の変動)により閉鎖。
さいごに
細かい途中の失敗は割愛していますが概ねこんな感じで推移してきました。
1つ1つやってきたことは平凡ですね。
一応、唯一誇れるのは自分なりの歩みでひたすら挑戦してきたことかなと思っています。
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こういう話をすると友人からは
プログラミングができるから、ITに強いからと必ず言われます。
でもITエンジニアの知り合いからは、マーケティングに詳しくないから、と言われるんです。
私が以前苦労したときに助けられた本
「僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語」に印象的な一文があります。
私もまだまだ道半ば、チャレンジし続けるつもりです🤭
以上、面白いと感じて頂けたらシェアしてもらえると嬉しいです。
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