wishで爆損しました(個人的な振り返り)

2021年5月24日

こんにちは。toroです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

遅くなりましたが、私はWISH を5/14に11500株のうちの7500株を損切りしまして、グロース株による損失は合計2,500万円。少し相場と距離を置く日々です。

なかなか痛かったですね(笑)
良い事もあれば悲しい事もあるのが相場だと再認識させられました。

さて、少し時間も空いたのでどうして爆損してしまったのか、記事にまとめてみることにしました。

マネックスの資産推移より。あぶく銭は手元に残らないのでしょうか?

(他にもサクソバンクでも損失出してますが省略)

分析の前に

他人から見れば、wishなんて詐欺ECだ、買う気が起きない、MAU上がっていない、そもそもチャートが下がり続けてる。

「だから、これを買うのはおかしい」の一言で片づけられるかもしれません。

この記事は、その一言では片づけられないごく普通の兼業投資家の記事です。
興味なければ即閉じしてくださいね(笑)

投資した理由の整理

最初に、なぜこの銘柄を投資することに決めたのかその整理から。

この銘柄を知ったキッカケ

twitterで有名になったのはピッフィーさんの記事ですが、私は1月のかぶ1000さんとピッフィーさんとのやり取りから知りました。

財務や業績を調べる際には、会計士keiさんのnoteは非常に勉強になりました。

今からwishの事を調べたい方は、やくもさんの動画がお勧めです。

私のwish関連ツイートをまとめたnoteももし良かったら。

投資に至る背景

事業内容にも魅力はあるのですが、私が投資に至った背景は事業内容以外に、指標面、過去に投資・ウォッチしていたEC銘柄のチャート、wishのチャートからです。

【割安との判断】
成長率とPSRから比較すると他ECよりも割安度があると判断。
こちらは3月のツイートですが、似たようなツイートから比較していました。

【過去のEC銘柄のチャート】
他のEC銘柄のチャートが頭にあって、
低い利益率と個別の不祥事で-60%まで下落したJD、評判が良くなかったにも関わらず爆上げしたPDDの株価チャート。

PDDは広告費で売上を買ってると批判されていたような。

wishの下値の目安はJDを参考にすると高値31ドルの-60%である12ドル。
個別の不祥事は起きていないので相当な余裕を見込んでいます。

最大損失 -60%を許容できるなら悪くない投資と判断しました。

【値動きの軽さ】
後日判断を誤るキッカケになったと感じているのですが、特段の材料もなく30ドル台をつけていること。
また、そこに至るまでにIPO価格割れから短期間で上昇して高値をつけています。

まとめるとこんな感じ。

  • 成長率とPSRから比較すると他ECよりも割安
  • JDくらいの損失なら許容できる(そこまで下落しない想定)
  • 将来的にもしかしたらPDDのようになる可能性への期待
  • 材料がなくても30ドル超(30ドル以上の価値があるのでは?)
  • 上昇するときの値動きの軽さ

なお、損切り条件は成長率の低下、想定を超える下落、ビジネスモデルに影響を与えるであろうニュース。

上場廃止、訴訟、関税引き上げ、倒産など色々と意見はあると思いますが、その時点で発表されている訴訟と関税引き上げは株価にある程度織り込み済、現在のビジネスで上場まで辿り着いた、手元の資金は多い点から上場廃止や倒産は基本的にないと考えていました。

そもそも、下がってる株はだいたい評判悪いです。

売買した箇所

反省点の多い取引記録。最後は塩漬けになっていますね。

どうすれば爆損しなかったのか?

どうすれば爆損せずに済んだのでしょうか?
思いついたことを並べてみました。

グロース株全力を辞める

そもそも論。この4年ぐらいずっとグロース全力してたことへの見直し。

2月からグロース株から資金が抜けていることは色々なところで言われていたので、グロース株からもっと資金を抜けばここまで損せずに済みました。
一応、つみたてNISAやジュニアNISA、投資信託に資金を振り分けていましたが、想定が甘かったと言えます。

集中投資を辞める

上とも関連しますが、今は攻め時だったのか?という話。
攻め時でないと判断できていれば集中投資を辞めて、もう少しボラティリティの低い銘柄に資金を入れておく、分散投資にしておく手も取れました。

これでも投資が下手なことは以前から自覚しているので、今度からはPFに占める1銘柄の割合を制限するのが良さそうです。
とりあえず30%以下?(wishは一時期40%を占めていました)

IPO間もない株に慎重になる

Q2ガイダンスは個人的にはかなりイマイチでした。
決算発表を何度もしている企業の方が安心感は多そうですね。

長期と短期を混同しない

「長期的に魅力があることと、短期的な業績、チャートは一致しない」
頭では分かってましたけど。

例えば、需給が悪いことは明らかでしたので、短期的に買いやすくなるまで待てれば良かったですね。

怪我するまで理解できないのはどうにかならないのでしょうか?

チャートで損切り

チャートで損切りをするなら、Q1の好決算を帳消しにする下げ、一旦底値と思えた15ドル割れのタイミング、ジムクレイマー砲を帳消しにする下げも考えられました。

でも、ファンダメンタルで投資していたので、イマイチなQ2決算後に損切りすることになりました。

ファンダメンタルに変化が無い中でグロース全般が下げていたことも損切りしづらかったように感じます。

今になって惜しいと思うだけで、当初から損切りタイミングをずらしたわけではないので仕方なかったかもしれません。
買いタイミングは反省の余地がありそうですが。

そもそもwishに投資しない

「そもそもwishに投資しない」

それができればこの損失はありませんでした。

ですが、多分無理。性格ですね。

相変わらず、短期的な爆上げする可能性はほとんどありませんが、良い銘柄だとは思ってて4000株をホールドしています。

まとめ 結局は?

今回、wishで大きな損を出すことになりました。

今後の投資で気を付けることは

  1. グロース株全力を辞める
  2. 集中投資を辞める
  3. IPO間もない株に慎重になる
  4. 長期と短期を混同しない(もう少し買いタイミングを考える)
  5. チャートで損切りする→×
  6. そもそもwishに投資しない→×

一言でいえば「想定外の出来事に備える」。
すごく当たり前の話に落ち着いてしまいました。

もしかしたら、天才的な投資家なら凄いアイディアがあるかもしれません。

投資は自己責任だからこそ、自分で考えて、自分で投資してみて、自分で反省して、再チャレンジ🐢🐢🐢

損したことを悔やんでも仕方ありません。
コロナショックの爆上げに乗れて大損できた貴重な経験を活かします✨

株式投資

Posted by toro